【ライフコーポ】増収確保も営業利益は26%減、3~11月期

2010/01/14 17:47
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 食品スーパー大手のライフコーポレーションが発表した2009年3~11月期の連結業績は、7店舗の新設などにより売上高は3419億円と前年同期比1.8%の増収としたものの、既存店売上高の減少や価格競争の激化による粗利益率の低下、販売管理費の増加などから営業利益は25.9%減の59億円となった。純利益は27.8%減の30億円だった。

 粗利益率は前年同期に比べて0.1ポイント悪化し26.0%、販売管理費率は0.5ポイント悪化し26.9%となった。テナント家賃など営業収入は2.8%増の91億円を確保した。

 10年2月期通期の連結業績は、売上高に営業収入を加えた営業収益が前期比2.4%増の4740億円、営業利益が23.8%減の87億円、純利益が26.6%減の40億円と増収減益を見込む。

 また、同社は1月16日付けでの人事異動を発表、三菱商事出身で専務取締役管理統括本部長の下吉博孝氏(63歳)が副社長に昇格し、人事本部長を兼務する。

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