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ペット関連商品の市場は2ケタに迫る伸びで推移(富士経済)

ペットショップのイメージ
富士経済は、このたび調査した「ペット関連商品の国内市場」で、2024年のペット関連商品の国内市場は、21年比で9.7%増の5781億円と予想した。gettyimages/choja

 富士経済は、このたび調査した「ペット関連商品の国内市場」で、2024年のペット関連商品の国内市場は、21年比で9.7%増の5781億円と予想した。対象は、ペットフード、ペットケア用品、ペット生活用品の全30品目。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う在宅時間増でペットと触れ合う時間が増え、ペット関連商品の市場は今後も拡大するとした。

 特に注目したのがスナック市場で、キャットスナックを中心に拡大し、24年の市場は21年比で27.1%増の1115億円になりそうだ。特にキャットスナックは同52.8%増の518億円と、スナック市場の半分を占める。

 ペットフード全体では21年の市場は3963億円だったが、24年は10.8%増の4391億円と予想している。

 また、ペットケア用品のおむつは、外出時のマナー用途での使用機会が増えていることや、おむつ着用を求めるドッグランなどの施設が増えていることもあり、市場が拡大しており、21年の市場は70億円だったが24年には82億円と予想した。