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【全国スーパー】4月の既存店売上高は1.3%減、3ヵ月ぶりのマイナス

 日本チェーンストア協会がまとめた会員企業60社の4月の売上高は1兆474億円で全店ベースでは前年同月比3.8%増、既存店ベースでは1.3%のマイナスだった。全店ベースでは2ヵ月連続のプラス、既存店は3ヵ月ぶりの前年割れとなった。

 

 店舗数が126店増の8003店、総売場面積が4.8%増となったことが全店ベースでの売上げ増につながった。一方、既存店ベースでは東日本大震災に伴うまとめ買い需要があった3月の反動が出た格好だ。

 

 商品別の動きでは、コメ、カップラーメンなどが震災特需の反動から不調。水揚げ不足の水産品と相場安の影響を受けた農産品もマイナスだった。衣料品は2.3%のマイナス(既存店ベース)だったが、3月の買い控えからの反動で前月比では21.4%伸びた。住関品では自転車、スポーツウェアの動きが良かった。