イオンは5月の株主総会後に就任予定の執行役人事を発表した。6人の執行役が退任し、2人が新たに就任することから、執行役は現在の20人体制から4人減の16人となる。
退任するのはノンストア事業最高経営責任者の西谷義晴氏(三菱商事と共同出資のテレビ通販子会社、デジタルダイレクト社長に専任)、海外事業改革責任者の鍛冶田努氏(ワーナーマイカル会長に専任)、グループ環境最高責任者の土谷美津子氏(室内遊園地運営のイオンファンタジー社長に就任予定)、グループ戦略責任者の岡内祐一郎氏(3月10日付でイオンリテール副社長就任)、グループ財務責任者の若林秀樹氏(イオンクレジットサービス常務に就任予定)、口廣守氏(グループ開発責任者を継続)の6人。
一方、新たに執行役に就くのは、みずほコーポレート銀行常務執行役員で4月1日付でイオン顧問となる千葉清一氏と3月1日付で新設のグループ商品改革責任者となった近澤靖英氏(イオンリテール専務取締役)の2人。千葉氏はグループ財務最高責任者兼グループ財務責任者となる。このため、現在、グループ財務最高責任者を兼務する執行役の豊島正明氏はディベロッパー事業最高経営責任者専任となる。