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【ファーストリテ】3~5月期は4.6%の営業減益、素材価格高騰など影響

 ファーストリテイリングが発表した2011年3~5月期の業績は、営業利益が前年同期比4.6%減の225億円となった。主力の国内ユニクロ事業が3月の震災や4~5月の気温低下の影響で既存店売上高が1.9%の減少となったほか、綿花を中心に素材価格が高騰したことなどから粗利益率も低下した。

 3~5月の国内ユニクロ事業の業績は計画に対して売上高で約30億円、営業利益で約10億円下回る結果となったが、7月以降の気温上昇でクールビズなど夏物販売が好調に推移しており、3~8月期で見れば増益を達成できる見込み。

 11年8月期通期の連結業績は、売上高が前期比2.6%増の8360億円、営業利益が8.2%減の1215億円を見込んでいる。