【アークス】ユニバースと経営統合で業界第2位企業が誕生

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 北海道最大手スーパーのアークス(札幌市)は10月21日、北東北が地盤のユニバース(青森県八戸市)と株式交換方式により経営統合した。両社合計の売上高は4000億円を超え、新生アークスは食品スーパーとしてはライフコーポレーションに次ぐ2番手企業となる。

 経営統合により持ち株会社アークスの傘下には、ラルズ(札幌市)、福原(帯広市)、ふじ(旭川市)、東光ストア(札幌市、旧札幌東急ストア)など道内の10社とユニバースが並列でぶら下がる形となった。

 同日付でユニバースの三浦紘一社長がアークスの代表取締役会長に、同じく取締役営業支援部長の竹永徹雄氏がアークスの取締役にそれぞれ就任した。アークス前会長の福原朋治氏(福原社長)は代表権を持ったまま副会長に就いた。これによって、横山清社長を含めてアークスの代表取締役は3人体制となった。

 なお、アークス・横山社長はユニバースの代表取締役会長に就任した。今後、アークスとユニバースの本部機能や仕入れ・物流機能の統合などを進めると共に、本州での地盤をさらに強化するためM&A(企業の買収・合併)も積極的に行っていく方針だ。

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