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ドン・キホーテ新業態の会員制卸、「ダブルアール岸和田店」オープン

 ディスカウントストア大手のドン・キホーテは9月23日、会員制ホールセールクラブの「ダブルアール岸和田店」(大阪府岸和田市)をオープンした。

 会員制ホールセールクラブは、年会費を納めた会員顧客を対象にして卸売価格で商品を販売する倉庫型店舗。米最大手のコストコが現在、日本で9店舗を展開している。かつては、ダイエーが「コウズ」の店名で展開していたこともあった。ドン・キホーテとしては今回が初出店。

 ダブルアール岸和田店の売場面積は約1万3000平方メートル。店舗は2層で、衣料品、時計・宝飾品、化粧品、スポーツ用品、インテリア用品、生活雑貨など約12万品目を取り揃える。子会社の長崎屋が運営するショッピングセンター「ラパーク岸和田」内への出店で、長崎屋が食品売り場を運営していることもあって、ダブルアールでは食品は取り扱わない。

 会員になるには登録料として初回に2100円が必要。運営は新設した子会社、ダブルアール(東京都目黒区)が行う。