【イオン】江の島片瀬漁協と直接取引、首都圏店舗で鮮魚販売

　イオン主要子会社のイオンリテールは３月29日、神奈川県藤沢市の江の島片瀬漁業協同組合との直接取引を開始、30日首都圏のジャスコ約30店舗で産地直送の鮮魚を販売した。江の島漁協は今後、毎月29日にイオン専用に定置網の水揚げを行い、獲れた鮮魚をイオンが全量買い取って、翌30日に首都圏の店舗で販売する。販売する魚種は背黒いわし、太刀魚、すずき、さば、あじなどで、漁獲量は２～３トンを見込む。

　イオンは昨年８月、島根県のＪＦしまねとの取引を皮切りに、石川県漁協、天羽漁協（千葉県）と直接取引を広げてきた。