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米7-イレブン、東海岸北部のコンビニ買収で58店舗を取得

 セブン-イレブン・ジャパン子会社の米7-イレブン・インクは12月16日、東海岸北部のボストン周辺でコンビニエンスストアを運営するニューイングランド・パントリーを買収すると発表した。ニューイングランド・パントリーの親会社で資産管理会社のサンダース・モリス・ハリス・グループから株式を買い取る。株式の取得価格など買収条件は明らかにしていない。

 ニューイングランド・パントリーは「ホワイト・ヘン・パントリー」の店名で58店舗を展開しており、今回の買収によって7-イレブンのボストン周辺地域での店舗数は170店舗を超えることになる。2010年中には店舗名を7-イレブンに変更する予定。

 7-イレブンは米国最大手のコンビニエンスストアで、ライセンス供与を含めて米国、カナダで約8000店舗を展開している。米国ではガソリンスタンド併設型のコンビニエンスストアがほとんどだが、ガソリン需要の低迷で閉鎖店舗が増えている。業界全体では店舗数が減少傾向にあるなか、7-イレブンは年200店舗前後の新規出店を続けるなど積極姿勢が目立っている。