日本フードサービス協会がまとめた外食産業の2月の売上高は既存店ベースで前年同月比3.6%減となり、3ヵ月連続で前年実績を下回った。新店を含む全店ベースでも売上高は2.0%のマイナス。全店ベースでのマイナスは昨年9月以来、5ヵ月ぶりとなる。全店ベースでの客単価は1.2%増と伸びたが、店舗数が0.2%減となったこともあり、客数が3.2%減ったことが響いた。既存店ベースでも同様に客単価は1.4%増となったものの、客数は4.9%減だった。
主要業態別では好調を維持してきたファストフードが既存店ベースで0.3%減とマイナスに転じたため、全業態で売上高前年割れの結果となった。