市場調査大手のインテージは9月28日、ドラッグストア店頭の陳列棚を調査し、商品ごとの棚スペースシェアなどを分析した「店頭シェアレポート」を発売する。
全国を11のエリアに分け、各エリアの代表的なドラッグストアの定番陳列棚を定期的に調査、商品のフェース数や陳列位置、販促物の有無などを確認し、レポートにまとめる。調査対象はドラッグストア1105店舗。
実際の調査は昨年10月に業務提携したソフトブレーン・フィールド(東京都品川区)が担当、全国4万3000人を超える主婦がドラッグストアを訪れて覆面調査を行う。インテージはソフトブレーン・フィールドが作成する「チェーン別店頭陳列データベース」を元に分析レポートをまとめる。
将来的にはスーパーやホームセンターなども調査対象に加える一方、POSデータと組み合わせた分析・提案サービスの展開も行う予定。