メニュー

【FC統計調査】フランチャイズ店舗数2.1%減、調査開始以来初

 日本フランチャイズチェーン協会が発表したフランチャイズチェーン(FC)統計調査によれば、2008年度の国内FC数は前年度比1.2%(15チェーン)減の1231チェーン、FC店舗数は2.1%(4864店)減の23万822店となった。チェーン数、店舗数が前年度より減るのは1974年度に調査を開始して以来、初めて。ただ、FC店舗の総売上高は20兆8087億円で、2.5%増えた。

 

 FCの業種別で見ると、コンビニエンスストアを中心とする小売業は店舗数が3.6%増、売上高は6.2%増だった。これはタスポ(たばこ自販機の成人識別カード)効果でコンビニの売上高が6.6%伸びた影響が大きい。ファストフードなど外食業ではチェーン数、店舗数、売上高のいずれも減少、売上高は2.4%のマイナスだった。サービス業では理容・美容関連は若干の伸びを示したものの、全体では店舗数が7.1%減、売上高が8.9%減と大きく落ち込んだ。