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【コープさっぽろ】バイオガスプラントを建設、店舗の生ゴミを利用

 コープさっぽろ(札幌市)は8月12日、道南地区にバイオガスプラントを建設し、生ゴミなどを再生可能エネルギーとして利用する計画を明らかにした。

 

 バイオガスは再生可能エネルギーであるバイオマス(生物資源)の一種で、生ゴミや家畜のふん尿などを発酵させて得られるガス。コープさっぽろの灯油販売子会社、エネコープがプラントを建設・運用する。

 

 コープさっぽろの店舗や食品工場から出た生ゴミを乳牛のふん尿と混ぜてバイオガスを発酵させる。ガスは発電などに利用する。また、ガスの発酵処理後に残る消化液は有機肥料として野菜農家に利用してもらい、栽培した野菜をコープさっぽろが仕入れて販売する。

 

 プラントの稼働は来年3月を予定している。