日本マクドナルドホールディングスが発表した2011年1~6月期の連結業績は、東日本大震災の影響で営業時間短縮などを余儀なくされたものの、朝食やランチ用の低価格メニューを強化したことなどによって既存店ベースの売上高は前年同期比0.6%増を確保、営業利益は0.3%増の146億円となった。
前年同期に計上した店舗閉鎖に伴う約100億円の特別損失がなくなったことから純利益は約2.9倍の59億円に増えた。
老朽化した小型店の閉鎖と直営店からフランチャイズ(FC)店への移行を進めていることから売上高は9.5%減の1481億円、FC店を含むチェーン全店での売上高は4.4%減の2566億円だった。
6月末での店舗数は直営店が昨年12月末に比べて82店減の1255店、FC店は53店増の2018店となった。