米1ドルショップ(バラエティディスカウントストア)最大手のダラーゼネラルが発表した2010年2~7月期の業績は、既存店が前年同期比5.9%の増収と好調で営業利益は29%増の5.9億ドル(約508億円)となった。純利益は57%増の2.8億ドルだった。
ディスカウントストア最大手のウォルマート・ストアーズは同じ2~7月期の国内既存店(サムズを除く)が1.6%のマイナスだったのに比べ、住宅地に近い立地の小型店で生活用品や加工食品を安く提供する1ドルショップは消費者からの支持を伸ばしているようだ。
売上高は11%増の63億ドル(約5380億円)。粗利益率は1.1ポイント改善して32.1%となり、逆に販売管理費率は0.1ポイント減の22.8%に抑えた。
今年7月末で小売業としては国内最多となる9000店舗を達成したダラーゼネラルだが、11年1月期は3.5億ドル(約298億円)の設備投資を予定、600店舗を新設する計画だ。通期の既存店増収率は4~6%増を見込んでいる。