【マックスバリュ】中部は営業増益、北海道は営業赤字、2~10月期

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イオンの食品スーパー子会社、マックスバリュ(MV)中部(三重県松阪市)とMV北海道(札幌市)が発表した2010年2~10月期の連結業績は対照的な結果となった。営業利益はMV中部が前年同期比22.9%増の10億7000万円だったのに対し、MV北海道は2億800万円の赤字(前年同期は5億2800万円の赤字)となった。

 MV中部は既存店売上高が当初計画の1.0%減に対して0.3%の増収となり、売上高に不動産収入などを加えた営業収益が880億円と1.0%伸びた。一方で販売管理費は0.7%減に抑え、営業増益につなげた。

 MV北海道も販売管理費を0.4%削減したものの、その他の営業収入などの減少を補えなかった。営業収益は0.1%減の573億円だった。

 ただ、11年1月期通期ではMV中部は保守的な予想を立て、営業収益が0.2%増の1172億円、営業利益は0.3%増の19億9000万円を見込む。MV北海道の営業収益は2.1%減の750億円に落ち込むが、営業利益は14.4%増えて4億7000万円となる見通し。

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