日本NCRカードでの支払い専用にすることで約半分のサイズに小型化したセルフレジを開発、3月8日から販売を始めた。同社の従来機に比べて設置面積を55%削減でき、一定面積に多くの台数を導入することでレジ待ちを解消することができる。
セルフレジは、商品バーコードの読み取りと精算を買物客自身が行うセルフサービス型のレジで、食品スーパーを中心に日本でも導入が広がりつつある。NCRが新開発した小型セルフレジは、17インチのタッチスクリーンやレシートプリンター、固定式バーコードスキャナー、カードの読み取り機などで構成されており、クレジットカードのほか、電子マネーによる決済も可能。
レジ内部に現金を保管しないため、店内のカウンターやイベントスペースなどさまざまな場所に設置できるメリットもある。同社ではスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどを中心に売り込みを図る。