ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長の長男で同社大株主の柳井一海氏が11月1日付けで子会社リンク・セオリー・ジャパンと米リンク・セオリー・ホールディングスの会長に就任する。
柳井社長は従来から経営の世襲を否定、自らがトップを退いた後は会社の所有と経営を分離する考えを表明していた。今回、一海氏が会長に就く2社にはそれぞれ別のCEO(最高経営責任者)がおり、当面、自ら経営の指揮を執ることはなさそうだ。
一海氏は今年2月末現在でファーストリテイリングの発行済み株式の4.51%を保有する第4位株主となっている。