日本チェーンストア協会がまとめた1月の全国スーパーの売上高は1兆1515億円で前年同月比1.8%減、既存店ベースでは2.7%減となった。全店ベースでの前年実績割れは13ヵ月連続、既存店ベースでは2ヵ月連続のマイナスとなった。
商品別の売上高では食品が7056億円で1.4%増(既存店ベースでは0.7%増)と前年を上回ったものの、衣料品は1427億円で11.7%減(同10.9%減)、住居関連商品は2301億円で4.8%減(同5.5%減)と共に不振だった。
同協会では「景気の急速な悪化に伴う雇用や所得に対する先行不安感を背景に、生活者が節約志向を一層強めている中で、気温が高めに推移したことから、衣料品、住関品が苦戦」したと報告している。