ファーストリテイリングが発表した国内ユニクロ事業の4月の既存店売上高は、前年同月比12.4%減だった。4月は気温が低く推移したため、春夏物の販売が伸び悩んだ。既存店の2ケタ減収は3月の16.4%減に続いて2ヵ月連続で、3~4月の累計では14.3%減となった。09年9月~10年2月までの上半期累計が13.1%増と好調だったため、10年8月期の期初からの累計では7.3%増と依然、前年を大きくクリアしている。
ちなみに、昨年3月の既存店売上高は前年同月比7.9%増、4月は19.2%増だったため、3~4月の2ケタ減収はその反動もある。