米ホームセンター最大手のホームデポが発表した2011年1月期第2四半期(10年5~7月)の業績は、営業利益が前年同期比11.8%増の20億ドル(約1780億円)だった。売上高は1.8%増の194億ドル(約1兆6900億円)と微増だったが、販売管理費を0.5%削減した効果が出た。既存店売上高は1.7%増、米国内店舗では1.0%増だった。
堅調な結果に終わった第2四半期決算だが、第1四半期(2~4月)に比べると増収増益ペースはダウンした。第1四半期は既存店が4.8%増(米国内は3.3%増)と大きく伸び、売上高は4.3%増の168億ドル、営業利益は33.2%増の13億ドルだった。
第2四半期累計(2~7月)で見ると、売上高は2.9%増の362億ドル(約3兆1500億円)、営業利益は19.2%増の33億ドル(約2900億円)となる。
2007年の住宅バブル崩壊以降、2年続けて減収となっていたホームデポだが、11年1月期通期では2.6%の増収を見込んでおり、3年ぶりに売上が回復しそうだ。