米国環境保護庁が発表したグリーン電力使用量の最新ランキングで、小売業では自然食品スーパー最大手のホールフーズ・マーケットが第1位となった。2位は百貨店のコールズ、3位はウォルマート・ストアーズ、以下、コーヒーショップチェーンのスターバックス、オフィス用品専門店のステープルズ、ホームセンターのロウズと続いた。
同ランキングは太陽光発電、風力発電など再生可能エネルギーについて電力会社と結んでいる供給契約量を年間換算(単位・キロワット時)して環境保護庁が四半期ごとに発表しているもの。ホールフーズは太陽光発電と風力発電を合わせて年間7億9000万キロワット時の供給契約を電力会社と結んでおり、消費電力のすべてをグリーン電力でまかなえる計算になる。コールズは6億キロワット時(消費電力の50%)、ウォルマートは2億4300万キロワット時(同8%)の契約を結んでいる。
全業種を合わせた国内トップは半導体メーカーのインテル、2位は食品メーカーのペプシコ。ホールフーズは全体でも3位につけている。