米コストコホールセールは3月11日に発生した大地震後、崩落事故の影響で営業を中止している東京・町田市の多摩境店について、建物検査や修築のため今後数ヵ月に渡って閉鎖が続くとの見通しを明らかにした。
同店では地震によって立体駐車場のランプ(入出庫用車路)が崩落、2人の死者が出た。多摩境店を除く8店舗と物流センター1ヵ所については建物検査などを終え、営業を再開している。
コストコは米国のほかカナダ、英国など全581店舗のレジで被災地の復興支援のための義援金を受け付け、赤十字に寄付するとしている。