セブンーイレブン・ジャパンは神奈川県内の約100店舗に太陽光発電システムを導入した。今後は次世代の蓄電池を設置して、太陽光発電の電力を有効に利用するための実証実験も検討する。
同社のほかイトーヨーカ堂、そごう・西武のセブン&アイ・グループ3社は7月28日、神奈川県と包括協定を結んだが、今回の太陽光発電システムの導入と実証実験の検討は、エネルギー分野における同県との連携の一つに位置づけられる。
同県の黒岩祐治知事は、太陽光発電の普及を公約に掲げて今年4月に当選しており、セブン&アイ・グループとの連携を普及の弾みにしたい考え。
セブン&アイ・グループ3社は、県産品の販売や観光PR、災害対策などの面で神奈川県に協力する。