イオンは7月24日、NTTドコモと合弁で新会社「イオンマーケティング」を設立した。資本金8億円でイオンが51%、イオンクレジットが20%、ドコモが29%を出資。社長にはイオン関東カンパニー千葉事業部長などを務めた小賀雅彦氏が就任した。
新会社はイオン店舗でモバイル会員を募集、会員の携帯電話に売り場情報や割引クーポンを配信する「クラブサポート事業」、イオンカード、電子マネー「WAON(ワオン)」、モバイル会員の顧客データベースを統合、POSデータとマッチングすることで顧客の購買履歴を把握し販売促進や売り場改善に役立てる「マーケティング事業」、そして、モバイル会員向けの通信販売事業(「モバイル事業」)の3つを柱とする。