国土交通省の発表によると千葉県松戸市の「マルエツ上本郷店」で10月15日、荷物用エレベーターの昇降路に男性従業員が転落、肋骨骨折の重傷を負う事故があった。店舗1階で手動開閉式のエレベーターの扉を開けて乗り込もうとしたところ、エレベーターかごが1階に到着しておらず、そのまま昇降路に転落した。
エレベーターは新日本リフトの製造・保守で、設置から30年以上が経過しているが、今年5月に定期検査を終えたばかりだった。同省が派遣した昇降機事故調査部会などの専門家が事故原因を調べている。
マルエツでは「鎌ヶ谷大仏店」(千葉県鎌ヶ谷市)にある同型のエレベーターでも今年3月に同様の事故が発生、2階から乗り込もうとした従業員がエレベーターかごの天井に転落し、負傷している。