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【米ウォルマート】中国事業幹部が辞任、過去1ヵ月で3人目

 米ウォルマート・ストアーズで中国事業の幹部の辞任が続いている。米ブルームバーグなどの報道によると中国事業の営業担当執行役員、ショーン・グレイ氏が同社を退職した。

 

 5月には中国事業CFO(財務担当最高責任者)のローランド・ローレンス氏と同COO(最高執行責任者)のロブ・シセル氏も同社を去っており、上級幹部の退職は過去1ヵ月で3人目となる。

 

 ウォルマートは現在、中国で約330店舗を運営しており、売上高は2ケタ成長を続けているが、仏カルフール、英テスコなど外資同士の競争や台頭する地場資本との競合で利益確保に苦戦しているとの見方もある。