【ファーストリテ】国内ユニクロ事業、9ヵ月ぶりに既存店前年割れ

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ファーストリテイリングが発表した7月の国内ユニクロ事業の売上高速報は、既存店ベースで前年同月比4.2%減となり、昨年10月以来、9ヵ月ぶりに前年実績を下回った。梅雨が長引き気温も低く推移したことから、夏物販売が伸び悩んだ。昨年7月の既存店売上高が11.1%増と大きく伸びた反動もあった。

 客単価は3.9%減で、3ヵ月連続のマイナス。5月、6月は「ブラトップ」などのヒット商品で客数を大きく伸ばして客単価のマイナスを補っていたが、7月は客数も0.3%の微減だった。

 ただ、昨年9月からの累計では既存店売上高は11.6%増、今年3月以降の下期累計でも9.8%増と前期の実績を大きく上

 回っており、2009年8月期連結業績は7月に発表した上方修正通り、8期ぶりに過去最高益を更新するのは間違いなさそうだ。

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