スポーツ用品専門店のヒマラヤ(岐阜市)は10月13日、三菱商事と資本・業務提携を結ぶと発表した。ヒマラヤは自己株式を第三者割当方式で三菱商事に譲渡するほか、三菱商事は森トラストや大垣共立銀行などが持つヒマラヤ株を取得。三菱商事はヒマラヤ株の20.02%を保有する筆頭株主となる。
ヒマラヤは今後、商品開発や物流効率化などに三菱商事と共同で取り組み、収益基盤の強化を図る。
なお、今回の三菱商事との資本・業務提携に伴い、森トラストと2005年3月に結んだ資本・業務提携は解消する。森トラストが保有するヒマラヤ株(発行済み株式の6.49%)はすべて三菱商事が取得する。
ヒマラヤの2011年8月期の業績は売上高496億円(前期比8.6%増)、営業利益22億円(28.4%増)、店舗数は91店舗となっている。