日本チェーンストア協会がまとめた会員企業62社の9月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.3%減と22ヵ月連続のマイナスだった。
7月(1.2%減)、8月(1.1%減)に続いて猛暑効果で夏物商品の動きがよく、食料品は1.2%増で2009年1月以来20ヵ月ぶりのプラスだった。たばこの値上げ前の駆け込み需要で日用雑貨品が12ヵ月ぶりのプラスとなったことで、住居関連商品は1.9%減と比較的健闘。だが、衣料品は猛暑で秋物が売れず、5.6%のマイナスと足を引っ張った。
なお、売場面積は約2295万平方メートルで前年同月比1.4%減、店舗数は7865店で341店舗減、全店ベースの売上高は約9809億円で2.7%減だった。