日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパー263社の2010年12月の売上高(全店ベース、速報値)は、8838億円で前年同月比1.2%増と7ヵ月連続のプラスとなった。同時に発表された11月の確報値は1.3%増だった。
商品部門別の売上高は、食品合計で1.9%増、生鮮3部門では2.9%増。水産が1.2%減で8ヵ月連続のマイナスとなったが、相場高が続く青果が8.2%増、畜産も1.3%伸びた。総菜は2.9%増、一般食品・その他は1.0%増だった。
一方、非食品は2.2%の減少で、10月のタバコ増税以降3ヵ月連続のマイナスとなった。
地域別では前月に続いて九州・沖縄が3.2%増と高い伸びを示した。中国・四国が0.3%増と伸び率が最も低かったが、全6エリアで前年実績を上回った。