米業界誌の『RIS News』がまとめた米小売業CEOの年収ランキングによると、トップはウォルマート・ストアーズの新CEO、マイク・デューク氏で1328万ドル(約13億円)だった。年収はベースとなる給与と業績連動ボーナスを合わせたもので、上場企業の役員報酬開示情報をもとに同誌がまとめたもの。
ウォルマートは2009年1月期も売上高が前期比7.2%増の4012億ドル(約40兆円)、純利益が5.2%増の134億ドル(約1兆3000億円)の増収増益となっており、約13億円の年収も他の業種と比べれば決して高いわけではない。ちなみに、経済誌『フォーブス』が発表した全業種対象のCEO年収ランキングではソフトウエア大手オラクルのラリー・エリソン氏が1億9290万ドル(約190億円)でトップとなっている。
小売業CEOの年収第2位はホームセンター大手ローズのロバート・ニブロック氏で614万ドル(約6億円)、第3位はドラッグストア大手ライトエイドの女性CEO、メアリー・サモンズ氏で250万ドル(約2億4500万円)だった。