【ユニクロ】中国でネット通販事業を開始、アリババと提携

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ファーストリテイリング傘下のユニクロは16日、中国でインターネット通販用のウェブサイト2店舗を同時オープンした。中国の電子商取引最大手「アリババ(Alibaba)」と提携し、同グループの中核をなすショッピングサイト「タオバオ(TAOBAO)」内にユニクロのサイトをオープンしたほか、ユニクロ独自のサイトも立ち上げた。両サイト共に、ユニクロの主要商品約500アイテムを購入することができる。

 ユニクロは2002年9月に上海1号店を開店後、今年4月現在で香港を含む中国全体で36店舗を展開している。今後は早期に100店舗まで増やす計画だ。大都市部ではユニクロの知名度が浸透しつつあり、ネット通販によって店舗のない地方都市などでも販売拡大を狙う。

 中国のインターネットユーザーは3億人に迫る勢いで増加しており、ネット通販事業は高い将来性を持つと期待される。「タオバオ」は売上高1000億元(約1兆4000億円)超、会員数1億人以上(2008年度)を誇る中国のショッピングサイト最大手。

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