【三越伊勢丹】中国・天津に伊勢丹2号店、ベトナムにも事務所

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 三越伊勢丹ホールディングスは2012年春をめどに中国・天津市内に2店舗目となる百貨店を出店することを明らかにした。現地持株会社の伊勢丹(中国)投資有限公司が100%出資子会社を来年上期にも設立、この新会社が運営に当たる。

 地元ディベロッパーが開発する28階建てのオフィス棟2つに挟まれた建物に入居、店舗面積は2万5000平方メートルを想定している。

 同社は現地企業との合弁で天津2号店の出店を予定していたが、相手側と条件が折り合わず単独資本で出店することになった。このため、当初の計画より出店が1年ほど遅れる。

 三越伊勢丹は上海、天津、成都、瀋陽の各都市に1店舗ずつを展開しており、天津2号店は中国全体では5店舗目となる。

 また、同社はベトナムのホーチミンに今年10月、駐在事務所を開設したことも発表。現地での市場調査を進め、出店を検討する。大手百貨店では高島屋もホーチミンに事務所を設けており、現地での出店の意向を表明している。

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