サークルKサンクスは東日本大震災の発生後、東北地方では初めてとなる新店舗を岩手県一関市にオープンする。4月27日に開業する「サンクス岩手一関インター店」は東北自動車道・一関インターチェンジ(IC)の出入口に位置しており、敷地面積は2533平方メートルと広く22台分の駐車場を備える。
同ICは岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市など震災で甚大な被害を受けた地域にも近く、復興支援活動に当たる人たちも数多く利用する。このため、オープン当日から3日間は店舗前の駐車場にテントを設け、ミネラルウォーターやカップ麺などを販売する。
サークルKサンクスは東北6県と茨城県で596店舗を展開するが、震災直後には約200店舗が一時休業。ほとんどの店舗では営業を再開したが、津波による浸水被害を受けた宮城県内の8店舗など計10店舗が営業再開が困難な状況にある。