英国最大手スーパー、テスコの米子会社フレッシュ&イージー・ネイバーフッド・マーケットは、2011年初頭にもカリフォルニア州北部のサンフランシスコ周辺地域に進出することを明らかにした。サンフランシスコ市やサンノゼ市などに8店舗を出店する。
フレッシュ&イージーは2007年秋に米国での店舗展開をスタートさせて以来、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナの3州ですでに150店舗以上を出店しているが、カリフォルニアではこれまでロサンゼルス周辺など州南部に店舗を集中させてきた。来月にはカリフォルニア州内だけで店舗数が100店舗に達する予定だが、今後は州北部でも一気に多店舗化を進めるものと見られる。
テスコによれば今年3~5月期の米国事業の売上高は為替変動の影響を除くと前年同期比40.6%増で、既存店ベースでも増収率は1ケタ台後半に達するなど好調なようだ。