【セブン&アイ】ぴあに20%出資、来秋からチケット取り扱い開始

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 セブン&アイ・ホールディングスは12月1日、チケット販売大手のぴあと資本・業務提携すると発表した。ぴあが実施する第3者割当増資を引き受け、20%を出資する。2010年秋から全国のセブン-イレブン店舗でぴあの扱うチケットの販売を開始、その後、イトーヨーカ堂、そごう・西武、ヨークベニマルなどグループ各社にも販売網を広げていく。

 株式の取得総額は約29億円。セブン&アイが10%、子会社のセブン-イレブン・ジャパンとセブン&アイ・ネットメディアが5%ずつ出資する。セブン&アイはぴあの矢内廣社長に次ぐ第2位株主となり、ぴあを持ち分法適用子会社とする。

 ぴあはかつてセブン-イレブンとチケット販売で提携していたが、セブン-イレブンがエンタテインメントプラスのチケット販売に乗り出すことに反発して、2006年に取引を解消した経緯がある。その後、ぴあの業績は低迷しており、09年3月期まで2期連続の営業赤字を計上している。

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