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【食品スーパー】7月の売上高は1.0%増、2ヵ月連続のプラス

 日本セルフ・サービス協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパーの7月の売上高(全店ベース、速報値)は、7737億円で前年同月比1.0%増だった。6月の0.1%増(確報値)に続いて2ヵ月連続でプラスとなった。3団体に所属する企業のうち264社が回答した。

 

 商品部門別の売上高では、相場高などで青果が3.5%増と伸びた影響で生鮮3部門が0.9%増となり、総菜(3.5%増)、一般食品・その他(1.8%増)も6月に続いて前年実績を上回った。非食品は1.0%のマイナスだった。

 

 日本チェーンストア協会(JCA)がまとめた会員企業62社の7月の全店売上高は約1兆50億円で

 

 3.3%減(既存店ベースで1.2%減)となっており、総合スーパーを含むJCA会員企業より食品スーパー3団体の数字がかなり高めに出ている。

 

 これは食品スーパー3団体側は衣料品や住居関連商品など非食品の取り扱いが少ないことやJCA会員企業では店舗数、総売場面積とも減少傾向にあることなどが原因だ。