【スギHD】売上高3000億円突破、ドラッグストアで2社目

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 スギホールディングス(HD)の2011年2月期の連結業績は売上高が前期比3.8%増の3047億円となった。ドラッグストアで売上高が3000億円を超えるのは業界最大手のマツモトキヨシHDに次いで2社目。ただ、サンドラッグもディスカウントストアのダイレックスを買収した効果などで11年3月期の売上高が前期の2841億円から3662億円に増える見込みで、スギHDの売上げ規模は業界3位となる。

 スギHDのセグメント別の売上高は、ファーマシー事業(スギ薬局)が2170億円(5.9%増)、ドラッグ事業(小型ディスカウントストアのジャパンと旧飯塚薬品)が851億円(1.7%減)、治験事業が25億円(26.6%増)。同社は2月1日付で飯塚薬品をスギ薬局に吸収合併、今後はスギ薬局として一体運営する。

 12年2月期の業績については、売上高3150億円(3.4%増)、営業利益130億円(1.7%増)の増収増益を見込むが、将来の店舗閉鎖費用を前倒し計上する資産除去債務に関する会計基準の適用で純利益は11.1%減の80億円となりそうだ。

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