日本チェーンストア協会は4月15日、次期会長にライフコーポレーション会長兼CEO(最高経営責任者)の清水信次氏(84歳)が就任する人事を内定した。5月20日の通常総会で正式に専任される。任期は1年。
清水氏は1986~88年にも同協会の会長を務めており、今回が2度目の登板。同氏は、1999年に日本スーパーマーケット協会を設立して初代会長(2009年から名誉会長)を務めたほか、05年から現在まで日本小売業協会副会長を務めている。ダイエーの故・中内功氏やイトーヨーカ堂の伊藤雅俊氏、イオンの岡田卓也氏ら大手スーパーの創業者世代ではただ一人、現役で会社トップを続けている業界内の重鎮。
日本チェーンストア協会は総合スーパーや食品スーパーを中心に現在、62社が加盟。会員企業の店舗数は合計で約8000店、売上高は12兆円余りとなっている。現会長はイトーヨーカ堂社長の亀井淳氏。