米経済誌フォーチュンは毎年恒例の米企業の売上高番付「フォーチュン500」の2009年版(2008年の売上高を基準とする)を発表した。過去2年間トップを維持してきたウォルマート・ストアーズ(4056億ドル)は順位を2位に下げ、代わって石油大手のエクソンモービル(4428億ドル)が首位に立った。3位シェブロン(2631億ドル)、4位コノコフィリップス(2307億ドル)と、燃料価格の値上がりを背景に石油会社が上位に入った。
小売業では相次ぐ買収でドラッグストア最大手となったCVSケアマーク(19位・874億ドル)、景気低迷のなかでも手堅い食品需要に支えられたスーパーマーケット最大手のクローガー(22位・760億ドル)、会員制ホールセール・クラブ最大手のコストコ(24位・724億ドル)、ホームセンター最大手のホームデポ(25位・712億ドル)、ディスカウントストアのターゲット(28位・649億ドル)が上位30社に入った。