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【パルタック】インフル特需の反動減などで今期の営業益は約24%減に

 日用雑貨卸大手のパルタックは2010年度(11年3月期)の通期業績予想(単体ベース)を下方修正した。前年同期のインフルエンザ関連商品特需の反動減に加えて、主要取引先であるドラッグストアやスーパーにおける価格競争の激化で販売価格が下落、上半期(10年3~9月)に収益面で苦戦したことが原因。

 

 通期の売上高は従来予想より63億円少ない7587億円(前期比2.6%増)と増収は確保できそうだが、上半期の利益の落ち込みをカバーできず営業利益は従来予想より12億円減の61億円(23.5%減)、純利益は同じく9億円減の56億円(16.9%減)にとどまりそうだ。

 

 同時に下方修正した上半期の業績は、売上高が3877億円(前年同期比0.5%増)、営業利益が41億円(26.1%減)、純利益が33億円(23.4%減)を見込む。