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セブン-イレブンが中国・成都に進出、来年春に1号店

 セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン-イレブン・ジャパン(SEJ)とイトーヨーカ堂は今年12月、中国四川省の成都市に合弁会社を設立、来年春にセブン-イレブン1号店を開店する計画を明らかにした。

 新会社は「セブン-イレブン成都」でSEJが81%、ヨーカ堂が19%を出資する。ヨーカ堂は成都に4店舗を展開していることから、合弁事業とすることで現地での商品調達などでセブン-イレブンと連携を図る構えだ。

 セブン-イレブン成都に対しては、SEJの100%子会社のセブン-イレブン中国が エリアフランチャイザーとしてのライセンスを供与する。セブン-イレブンは中国に1700店舗(今年9月末現在)を展開するが、北京と天津を除いては、米子会社の7-イレブン・インクが現地企業にライセンス供与する形での出店となっている。今後は、セブン-イレブン中国がライセンス供与する店舗を増やし、SEJが日本で培った経営ノウハウを中国でも生かしていく。