米カジュアル衣料専門店大手のギャップは、主力ブランドである「オールドネイビー」の日本進出について2012年末までに1号店をオープンすることを明らかにした。
同社はオールドネイビーの海外進出に備えて新組織オールドネイビー・インターナショナルを立ち上げ、日本を含むアジア・パシフィック地域社長のジョン・アーマッティンガー氏を総責任者に任命した。
現在、オールドネイビーの出店は北米地域に限られているが、2010年度の売上高は53億ドルで、「ギャップ」「バナナリパブリック」を含む3ブランドで最大の規模を持つ。
ギャップはフランチャイズ店を含めて米国・カナダ以外の30ヵ国で約530店舗を展開。昨年は中国とイタリアに新たに進出した。今年は中国とイタリアでそれぞれ10店舗を出店する計画だ。同社の10年度の売上高は146億ドルで、そのうち国際部門の売上高は19億ドルとなっている。