日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の8月の売上高は既存店ベースで前年同月比1.0%増となった。猛暑効果で14ヵ月ぶりにプラスに転じた先月に続き、2ヵ月連続で前年実績をクリアした。
既存店ベースの客数は2.9%増で3ヵ月連続のプラス、客単価は565.0円で1.9%減と21ヵ月連続のマイナスだった。
先月同様、アイスクリームや飲料などの夏物商材がよく売れた。
全店ベースでの売上高は7334億円で2.9%増と3ヵ月連続のプラス。店舗数は4万3270店で1.7%増えた。商品部門別では加工食品が7.2%と大きく伸びた。弁当・総菜などの日配食品は1.7%増、非食品は0.5%減だった。
大手チェーンの既存店売上高は、ローソンとファミリーマートが0.2%増、ミニストップは1.4%増だった。サークルKサンクスは1.4%減とマイナスが続いた。