新日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、シジシージャパンの食品スーパー業界3団体は3月14日、スーパー各社の被災状況をとりまとめて発表した。被害が深刻な地域では被災状況を確認できていない企業もあるが、岩手県のジョイスでは14日現在、39店舗中36店舗で営業を続けており、うち3店舗は店外での販売。一部従業員については安否を確認できていない状況だ。
茨城県のカスミは13日現在で130数店舗中90店舗で営業を行っているが、店舗の破損などダメージは相当大きい。風評や報道が不安をあおり、客が争うように買い物をしている状況だという。スーパー各社の被災状況は新日本スーパーマーケット協会のホームページ(http://www.super.or.jp/)で公表している。更新は不定期。
同協会では被災地のスーパーの個別状況の問い合わせは、業務に支障を来す恐れがあるので自粛するよう呼びかけている。