高知県が地盤の食品スーパー、サンシャインチェーン本部(高知市)は2月4日、新聞の折り込みチラシ広告に不当な二重価格を表示したとして、消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けた。
消費者庁によれば、同社は昨年1月9日~12日に直営店や子会社、ボランタリーチェーン加盟店で行った「共通セール」で、真サバの開き「当店価格198円の半額の99円」など6商品について「当店価格」と称する比較対照価格を表示したが、実際には普段から「当店価格」を下回る価格で販売されている実態にあった。また、昨年12月に土佐市の店舗で2度に渡って実施した「開店セール」でも延べ57商品について同様の不当表示があった。
排除命令を受けたサンシャインでは、自社ホームページなどで景品表示法違反の事実について公表、謝罪する文章を掲載した。