日本生活協同組合連合会は生協のプライベートブランド(PB)である「コープ商品」で、カーボンフットプリント(CFP)の表示を拡大する。これまでは洗濯用洗剤や食品包装用ラップなどの日用雑貨だけだったが、9月からは食品でもCFPの表示を始めた。
CFPは、原材料調達から生産、流通、使用・維持管理、廃棄、リサイクルまでの商品のライフサイクル全体で排出される温室効果ガスをCO2(二酸化炭素)の量に換算し、商品パッケージに表示するもの。
新たにCFP表示を導入したのは、「CO・OP ロースハム使い切りパック40g×3」(参考価格298円)などロースハム3品目。例えば、同商品のCO2排出量は678グラムとなる。
小売業では大手スーパーのイオンがPBのコメやパックご飯、食用油、衣料用洗剤などでCFPの表示を行っている。