日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が2月25日に発表した全国の食品スーパー263社の2011年1月の売上高(全店ベース、速報値)は、7464億円で前年同月比1.8%増と8ヵ月連続のプラスとなった。同時に発表された昨年12月の確報値は1.1%増だった。
商品部門別の売上高は、食品合計で2.2%増、生鮮3部門では2.4%増。水産が0.5%増で9ヵ月ぶりのプラスだったほか、生鮮・総菜・一般食品その他など全部門がプラスとなった。非食品はちょうど前年並みだった。
地域別では全6エリアで前月に続いて前年実績を上回ったが、関西が3.2%増と最も高い伸びを示した。
ちなみに、日本チェーンストア協会が22日に発表した全国スーパー(会員企業62社)の1月の売上高は1兆865億円で前年同月比1.4%減、既存店ベースでは0.1%減で、既存店は26ヵ月連続のマイナスだった。