イオンは3月1日付け実施の組織変更・人事異動に合わせて、グループ会社の社長交代を発表した。
商業施設開発・運営のイオンモールではイオンリテール執行役員の岡崎双一氏(52歳)が3月1日付けで顧問に就任後、5月に代表取締役社長に就く。現社長の村上教行氏(59歳)は代表権のない会長に、現会長の豊島正明氏(59歳)は取締役に退く。
岡崎氏は1981年ジャスコ(現イオン)入社後、広東ジャスコ取締役、ジャヤ・ジャスコストアーズ社長、イオンスーパーセンター社長などを歴任、現在はイオン本体のコーポレート・マーケティング部長とイオンリテールの執行役員営業企画本部長を兼任している。
また、商業施設の清掃・設備管理・警備業務などを行うイオンディライトでは、イオン執行役グループIT・デジタルビジネス事業責任者の梅本和典氏(51歳)が5月の株主総会後に新社長に就任する。現社長の堤唯見氏(57歳)は取締役に退く。
さらに東北地方でスーパーセンター業態を展開するイオンスーパーセンターでは、現社長の奥野善徳氏(47歳)が取締役相談役となり、現取締役営業部長の宮下雄二氏(57歳)が2月16日付けで社長に昇格する。なお、奥野氏はイオン中国本社の設立後、同社の取締役に就任する予定。